mazcomemo

i can't help it.

Kindleも紙の本も試してみて個人的に思ったこと

本読んでますか!

うまく時間が取れず積ん読が増えている私ですが、最近の読書事情が少しずつ電子化しつつあります。私は紙の本が大好きだし、印刷とか最近だと凝ったデザイン装丁が多いものもあるので無限に本棚と置く場所さえあれば紙の本を買っていたいタイプです

しかし、部屋の大掃除をしていて紙の本の不便さ(かさ張る・重い・場所を取る)に辟易してしまい、広いとは言えない部屋の中を本のためにショバ代払うことなどからも、ええいもういっそ電子化じゃいと思ったのでした。ここでいう電子書籍Kindleです。

思い立ったのがちょうどKindleUnlimitedが開始した時期だったので、セールになっていたFireHDを買うことにしました。

Fire HD 8 タブレット 16GB、ブラック

Fire HD 8 タブレット 16GB、ブラック

これで本だけじゃなくプライム会員だからビデオもみれるしさまさまだな〜、気になっていたけど買うの忘れてしまっていた本や無料試し読みなど結構充実していて、「おお、これは本格的に電子書籍最高じゃん…」と感じていたのですが、意外と本屋にぷらっと寄ったときに紙の本を買ってしまったり、今まで紙で集めている漫画や雑誌もなんとなく切り替えづらくて続刊は紙で買ったりしました。管理が紙・電子とちぐはぐなのちょっと気になりますね。

それぞれの本の見え方

文字(小説やビジネス書)本と、漫画と、雑誌では結構画面の見え方が違います。 文字のみの本は文章をハイライトできたり、結構機能的です。読むペース計測してあと何分くらいでこの章読み終わりそうです。とか出て、へ〜すごい。とか思いました。

漫画はそんなには違和感なくてあるとしたら見開き処理がされてないので若干テンポが悪いとき(何回もページ行ったり来たり)があります。最近は電子書籍特典だとかでおまけの書き下ろしとかあるんですね。また、KindleUnlimitedじゃなくても1~5巻まで無料!とか結構太っ腹なことがあったりして、全く前情報なしで知らないけど読んでみた(いわゆるジャケ買い)みたいなことができるのは逆に昨今少なくなってきたのでありがたいと思いました。 よくバナー広告で見る漫画とかもあって、読んでみたら面白いとかあった。いやーバナー広告は編集の妙ですね。

雑誌は結構大変で、大判のものが多いのでタブレットだと文字は基本的にあまり読めないです。拡大できるけどなんか違うな〜って感じで見ています。なので熱心に読む気持ちがないと画像をさっとめくるだけになってしまって、読んだ感はなかったです。読むというより立ち読みとそんな変わらないかな〜なってしまいました。

読み放題は気持ちが妙に焦る

読み放題とあるのですが、サービスが始まってから少しした時にラインナップが変更される、と聞いてまじか!という気持ちになり、一気に読みきらなければ、という焦りの気持ちになりました。さっきの考えにつながるけど、端末閉じてしまうと存在を忘れてしまう。なので今開いているこの時間だけで読みきらねば!と思い、すごく必死に読んでしまう。おかげで結構目がブルーライトでやられた気がしました…長時間の使用は気をつけましょうね…

個人的な違和感

あと違和感があって、その違和感とは、目の前に本という形で存在していないと読むの自体忘れる。のと、パラパラと読むつもりもなくページをめくることができない。

何当たり前のこと言ってるんだと思うんですが。まず、目の前にないとあと何ページだっけとかが想像できない。タブレットが目の前にあるだけなので、イコール本っていうイメージがなくて、「あ、そうだ本読もう」っての気がつかなかったり。(これは自分が視覚的なところに頼りまくっているんだなっていうことだと思いますが) KindleUnlimitedはストックできる本が10冊までなので、なんとなく積ん読ができないのはいいなと思いました。でも長時間かけて読む本と、短時間で読み切れる雑誌や漫画だとどうしてもサイクルの早い雑誌や漫画の回転率が良くなってしまう気がしました。

パラパラとページをめくれないことに関しては、目的もなく読むというかよく本棚とか目に入るとぱらっと読んであーこんなこと書いてあったなーとかそういうのができなくなりました。邪魔だって言ってたのに背表紙で確認しないと今自分の本棚の状況がわからないのだ。いやー意外といままでの体験とかを落とし込むのは難しいんだなあ、データは便利だし早いし軽いし、若干安いし、気になったらネットとか電子書籍サービスで試し読みとかできて、衝動としては便利なんだけど、所有したあとの体験はまるで変わっちゃうんだなあ…うまく紙と電子書籍を組み合わせて使っていきたいですね。