特別お題「青春の一冊」 with P+D MAGAZINE
青春の一冊ということで、私の青春の一冊は金城一紀さんのSPEEDです。
- 作者: 金城一紀,矢ヶ瀬智子
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2005/07/01
- メディア: 単行本
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主人公の女子高生が家庭教師が死んだことによって、平凡だった日々に疑問を抱くというもので、私も平凡だったし普通にも飽きているのだけど、何か感情を昂らせてもいいことはないのだろうと、斜に構えるようになってしまった時に読んだのでした。
ただ、もしおまえがシステムとかカラクリに疑問を感じたり窮屈に思うようだったら、きちんと怒り続けるべきだよ。こんなもんか、なんて思わないでな
当時高校生とかで、まさにああこんなもんだなあ、と無感情になることで大人になったような気がしていたので、まだまだ世界は続くと生意気にも思ったものです。10年以上たった今でも思ってもいないことが起きるので人生は面白い。