まぁまぁ結構そこそこに好きだった人がいたのだが、久しぶりに何人かの集まりの中にいて会ってももうなんとも思わなくなっていて、それ以上でも以下でもなかった。別に、あの時こうだったらなぁとかも全然思わなかったし、相手もなーんにも変わってないなりに大人にはなって、やっぱなんかちょっと違ったんだなーとか思った。私も変わってたり変わってなかったり適当言ってたりして、そう見えてるかもしれない。別に特に昔の話もせず、今の踏み込んだ話もせず、日常的な近況と仕事の愚痴とか話して、そのあと何回かメッセージのやり取りしても、執着もこだわりも好奇心も贔屓目にもなーんにも思わなくて、全部がニュートラルに戻ることってあるんだなぁ、結構自分は感情を優先することが多いのになぁ、と我ながら少し驚きであった。
なんか恋愛とかそういう感情は実はあんまり特別向き合ってなかったんだけど、その割に色々な人間関係はあったので、わかってきたけど、なんか突然の傾倒をどこまで自分で俯瞰して相手と人生に対して傾倒し続けられるかだよ。多分狂ってるよ。それが一生だったり一瞬だったり、その人だけだったり、似た人だったり、相手が変わってもずっと同じだったり、なんかの傾倒したバランスがぐるぐる変わることにどちらかが着いてこれるかだよ。それが愛だったり恋だったり仲良しこよしだったり、真反対だったり、相性最悪だったり、たまたま男だったり女だったりしてるだけだよ。ほんとそんだけ、それを多分生きてから20〜30年くらいやったり死に際にやったりするだけだよ。
