■

今日、は新卒が入社するということで先輩風でも吹かせに行くかとオフィス出社した。久しぶりの出社で30分前後の通勤の仕方も忘れた。これを毎日やっていたのかと思うと習慣と忘却というものは恐ろしい、人が何かを忘れるには2年は決して短くはない。ここ数ヶ月に入社した社員とも初めて顔を合わせる、不思議と顔を合わせると人じゃん、という気持ちになる。画面の向こうだけの存在ではないというのがわかる、当たり前なのだけどやはり今までの社会人としての生き方を忘れている……。
久しぶりに会う同僚は、変わらなかったり、髪が伸びていたり、髪の色が変わっていたり、体重が減っていたりしていた。この人達と毎日顔合わせてよくわからない時間まで飲んだり飯食ったりしてオフィスで遊んでたんだよな。本当かよ。

新卒や新入社員の初々しい姿を見て、自分のこの10年くらいはなんだったかと比べてしまう、ていうかこの会社に来てもう7年か、全然古参ってやつじゃん。しっかりと大人をやれているだろうか？と不安になった。デザイナーの後輩がチームにいた事がなく、ちゃんと歳が上の者として振る舞えているか不安になってきた、あまり自分の振る舞いを心配していなかったが、改めて反省する気持ちになった、いやわからん、多分明日くらいに忘れてまたギャーギャー騒ぐかもしれない。全く自分に信用がない。どう見られているんだろうか……。