3ヶ月も続けていると目に見えて変化が見えるようになってきた。
下の歯は元々の歯並びが悪いのでガタガタした段差が減った。普段はマウスピースをしているのでその異物感で気づかないけど、鏡で見ると目視でわかる。
マウスピースを10日間付けて、少しずつ歯を動かしていき、いま10枚目。ひとつのマウスピースにつき大体0.2~0.3ミリ動くそうなので単純に考えて1ミリ以上は動いていることになる。
しかし、20年近くこの歯並びに付き合っているので、少しずつ変わっていくと咀嚼の際に噛み合わせが合わなくなって違和感がある。完全に無意識だけど、どの歯で噛み切るかなどの癖がついていたが、矯正で歯が動いたことでなんかおかしい…みたいな違和感を抱えながら咀嚼している。そしてその違和感はマウスピースを交換するたびに更新されていく。
マウスピース矯正は、外食や外泊など外で過ごすのが難しい。
飲み物は基本水で、糖分や着色料を含んだものはあまり飲めない。ストローがあれば多少は無理ができて、ストローでなるべく口の中に含まないように喉で直接飲むような感じになる。なので基本外した方がいいと思う。食事の時も必ず外す。一通り落ち着いた時にお手洗いに行って簡単に歯磨きするか、マウスウォッシュでうがいして付け直して戻るという感じ。これが結構手間、お手洗いがある前提かつ食事の前後で時間を取るので、そのつもりで動かないとならないのが少し億劫になる。
外で飲み食いする場合って飲み食いが終わった後もだらっとしたいし、そのあと追加でまた飲んだり食べたりすることもあるので、再度つけるタイミングが難しい。なので、何度かこういう状況に遭遇する感じだったら友達に事情を話すことにしている。しかしまあ、こういうことがある日は装着時間の平均20時間を諦めている。他の日の装着時間を守ることでどうにかしている。今はもう慣れたけど、まあ早く終わって欲しい部類の出来事ではある。あとやたらと歯医者で励まされる。
