みなさん、隣に座ってるチームメンバーが今何しているかわかります?
私の会社は東京京都の2拠点で開発していて、去年の夏頃入社してから春先までの一年年弱、チームでは東京で私一人でした。
とはいいつつも、チームディレクター陣は東京側に集中していたりするので、チーム的には半リモート・個人的には開発タスクに関してはリモート、という感じです。(うちのチームに限ったことではなく他のチームにもあるはず)
なので、物理的に近くにメンバーがいないんですね。だからいま何してるのかわからないのです。基本的にはSlackでのテキストコミュニケーション、gheでのタスクのやりとり、必要に応じてGoogleHangoutなどでの会話で日々開発しているのですが、その時に思ったこと考えたことをいい機会なのでまとめてみました。
ひとりのときに感じた不安と解消法
むこうの様子が見れない・わからない
- 多分それは隣にいてもそうかもしれなくて、次の悩みは「今、声かけていいのかな?」となりそう
- 「今いいですか?」の一声は遠近でもするはず、気にせず聞けばよい
- 口頭だと振り返ったりすれば早いのは確かで、このスピード感には確かに勝てない
- だとしたら必要なのはすぐ繋げて会話できる環境など→Chromebox、Slackcall、昼会など
そこまではしなくてもなんとなく近況を伝えたい時
- 他のデザイナーに聞いた所、エンジニアとのコミュニケーションという意味でも作業中のスクショなど上げるとよい
- 完成して見せるより、作っている過程を確認するような感じでプロセスの中でコミュニケーションを取る
こういう感じ、反応がよいということは問題はなさそう(多分)
わからないことがあったとき、聞きづらい
- 上記とほとんど同じような理由、もしくはこんな簡単なことで質問してもいいのかな?という気持ち
- 逆に考えると、周りは私がいま何で悩んでいるのかわからない。
- わからないこと原因は、「自分が知らなかった」「意外にもみんなもわからない」だいたい私の場合8:2でこれ
- なので悩んで努力する時間と、相談して解決する時間を決めて積極的に聞く
- ちょっと聞きすぎてあれかな…と思うときもあるんだけど、できなくなってめちゃくちゃなことになるよりかマシだと思う
- わからなかったところは次はできるように頑張る
- そのためのコミュニケーションだし、仕事仲間にしたいし、もっと相談内容を高度にしていきたい
見えない所で口頭での議論が進む
- 拠点が二つあるとどうしてもどちらかで口頭でさっと会話する方が早くて、こうした方がいいかもみたいな機運になる
- 相談してよい方向に向かうこと自体はいいはず
- ということは問題は、どういう文脈でそうなったのかというのが気になるところ
- 仲間外れになったという意識は捨てる(私はそんな感じたことはなかった)
- 逆に疑問を持っているなら早めに解消するべきなので、「ここはどうしてこうなったのか?」と聞く
- それによってさらに議論が進むならよいことなはず(意外と盲点とか気付けたりするし、いろんな視点で見るのは大切)
- しかし口頭が進みすぎるのも良くないので、なるべくgheのissue上で議論を進めたりする
いろんな所で意見が出てくる
- これ自体もいいことなはず
- 全部聞く必要はないというのは乱暴だけど、最低限ここはまずいというのは拾う
- いまは拾えないけど、もしかすると後ほどこれだったかも!という気づきになるかもしれない
- 大切なのは、ちゃんとその意見に対して答えがあるかどうかではないか?
- なかったら考えた方がいいかもしれない?
- とか、いろいろ、意見は出るもので、出る分だけ議論して強くなれる気がする
- また、作業者以外の人の意見などが交錯する時があるので、中期的な開発の場合はSlackでチャンネルを作る
さみしい気がする?
- 東京にだって人はいる!!!!!
- たまに出張して元気そうな顔してると安心
- 雑談とかこちらからしてみたりとか
- 何もしなければ何も起こらないので、察しろというのはむずい気がする
- 必要なら会って作業すればいい
これからの時代リモートという働き方は珍しく無くなっていくはず、もちろんオフィスで顔を突き合わせて作業するのもよいと思うし、そのハイブリットが今のはてなのオフィスだと思います。家が二つあると便利で、じゃあそっちが便利ですねってなったときホームポイントになるので、オフィスはやっぱり便利。
個人的には離れているので〜って言い訳をしたくなかった。なので、リモート当たり前で楽勝っす、くらいになって、もっと高度な悩みをしたかったけど、こちらの記事を読んで(http://careerhack.en-japan.com/report/detail/728)海外でもこういった感じなんで、いまの状態は努力している限り大丈夫そうな気がしてきました(悩みは尽きないけど、良い状態だと思う)
対面でのコミュニケーションに越したことはなくて、早いし、確実だと思います。ただ、私は言語化するのが好きで、チャットやメールだと頭のなかにあるイメージを整理して伝えられるので、リモートワークが逆に自分に合っていたのかもしれません。リモートでのコミュニケーションを苦に感じたことはありませんでした。
というわけで、こまめにコミュニケーション取ってチームでリモート開発していきましょう。