mazcomemo

i can't help it.

どんどんと忘れてきてる

ふと、一番最初に働いた会社を辞めた時のことを思い出していた。どういう終わり方したっけなって思い出していて、今でこそ前向きな理由で昔話をまとめていたけど、その当時はやっぱり妙な縦社会や年功序列キツかったしとはいえ実力主義だしデザインも仕事も何もできない自分や、それに対して曖昧な評価も理由としてあっただろうし、弱って弱って辞めたんだけど、あの時の自分は周りにどう思われていたんだろうか?とふと考える。細かいことを忘れてる。確かあの時、先輩たちに説得されて、先輩が社長に掛け合って一旦辞表取下げて話し合ったほうがいいよって言われたけど、別にあの時はなにかの決着をつけたかったわけではなかったなぁとか。全部疲れて私が足りなくて辞めますとかなんか色んな理由になってたなぁとか思う、最後の方は先輩達が騒ぎまくって私もなんで辞めるって言ったのかわからなくなってた。一緒に働いたことない上司も何故か辞めることに謝りにきて「えっ、謝られる事されてたの?」ってびっくりしたけど、まぁそんなことはなく、気にしてくれてたんだなって今思う、先輩達としては簡単に諦めて投げるなよって言いたかったんだろうなぁとか今はわかるけど、なにぶんすべてがアホなもので、経験しないとわからなかったんだよなぁ。そんなもんで、最後の方なんで辞めるんだろうってなって、色々あったけど人を恨みたくないんだよなぁって思って、会社の人のそれぞれ全員に向けた手紙書いて送った。10何通くらい手書きで書いた、なんか遺書みたいな感じで今までの思い出のことやら書いて、原宿のスタバで書いてたんだけど、書いてたら泣けてきて泣きながら書いてた。送別会とかどうせ明るくしようみたいな感じで終わるだろうし大したこと話せないだろうから。嫌いっていうか苦手な人にも書いたなぁ、直接的には書いてないけどオブラート50枚くらいに包んだ苦手でしたって文章書いた、まぁでもそんな後輩を見てくれてありがとうね、音楽性違いすぎて苦手だけど。って書いたなぁ、昔から嘘は下手なのでなかなか吐けない。最近、同僚が辞めたので久しぶりにそんなことを思い出した。そういう過去を忘れちゃうのって向き合うのをあきらめたりやめちゃうからなのかな、なにかを許せたからなのかな、人間の脳っていい加減だなぁと思う。この記憶もどこまで正しかったかな。