最近、海外の人と英語で雑談チャットしている。
そういうサービスやアプリがあり、私は英語を習得希望。母国語が日本語。と設定すると他国の人で日本語に興味があって、英語が話せる人とマッチングする。機能としてはほぼメッセージアプリと一緒で、ビデオ通話もあるし、添削機能や翻訳機能が付いている。英語の勉強を兼ねているのでなるべく英語で話すようにしている。
ブラジルの人とは、いつも面白いことを共有してウケる〜〜という話をしている。この間は春一番という言葉を教えて、その風でベランダ用のサンダルが１つ無くなったと話したら大爆笑していた。時差が12時間違うのでどっちかが夜中で昼間なんだけど、明るくて好き。
チェコにいるロシアの人は、日本の文化が好きでゲームやアニメが好きな恐らくは闇の腐女子で、毎回長文で思いの丈をぶつけてくれる。私は圧倒的に語彙力が無いのでなるほどですね〜という返ししかできない(毎回すまんなって言ってる)けど構わず長文で返してくれる。皮肉屋なので色々な比喩が聞ける。彼らから学ぶことが多くて、新しい知らないフレーズや単語が出てくるたびにメモして調べている。そしてそのフレーズを誰かに使って覚える。
ニューヨーカーの人は、独特のリズムがありつつ、最近の自宅待機のご時世で家にいると孤独だと言っていた。どの国の人も感染病の影響を受けていて、そっちの国はどう？とか聞き合ってる。悲しいことに自国に対して意識の低い人間なので対して語れずにいる、ただ危険だと思うので自衛してるとしか。
自分のプロフィールを設定する上で、日本語しか喋れない事に気付いた。他国の人のプロフィールを見ると、母国語以外にも周辺国の言語と英語は大体話せる人が多かった。果たして私は日本語を教えられる程の知識を持っているのだろうか…不安になってきた。ただありがたい事に日本のアニメやゲームを知っていると大体話せる。オタクでよかった。
チャットだとなるべく早く返事を打たないと、というプレッシャーがちょうど良くて一言のフレーズとか頻出するから覚えるようになる。あと黙ってると聞かれるだけのつまらない会話になるので、なるべくこっちからも語れるようにしたり、質問したりして説明する文章を考えるようにしてる。
多分めちゃくちゃな文法の文章を送っていると思う。彼らも先生ではないのでいちいち私の英語の間違えを添削しないし、優しいので汲み取ってくれる。会話ってかんじでやっている。(優しい人はたまに添削してくれる、けど細かい前置詞や副詞とかニュアンス掴めてないと中々覚えないよな〜)
こんなばぶばぶな英文に返事返してくれて本当に嬉しい、よく日本人が日本語をカタコトで話す外国人を見て上手〜とか言うけど、本当にすごい事なんだなと思う。ちょっと上から目線でその拙さに微笑んでいた事を恥じました。
私はこういったコミュニケーションの中で覚えるのが好きなので、チャットでインプットアウトプットもしつつ、苦手な文法の問題集とかやってる。悲しいくらいに学生時代の記憶が無いので、まじで中学生英語くらいからやってる。思い出せ、お前高校まで英語得意だったじゃねぇか。口からしゅるっと英文が出るまで、まだ道のりは遠いと思う。
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