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都内に生まれて、都内で生きてると普段の生活で必要なものやことはだいたいなんでも出来て、便利だ。便利というのは思い至ってたら実行に移して体験するまでの過程が簡単で短いほど便利だと思う。便利な世の中なのだけど、その便利を組み合わせ生きているのが今で、その組み合わせの連携を考える手間を考えて生きている気がしている。短い集中力だけでできることが多いので、長く集中して続けることが少なくなったと思う。どっちがどっちとかどうでもいい。待っていることがあってもその間で何か別のことをする効率化も容易だなと思う。

都内にいるとゆっくりと待つことが難しくなる。すぐに結論に至れるから、何もせずただ待つだとか、不可抗力故に行動を制限されることもない。先日、北海道に行った時、どんなに頑張って3時間かかる道のりがあり、待ちが発生した。電車内ということもあり、スマホを3時間も見てるのとかしたくないので、景色見るか、本を読んでいた。短い本を一冊その間に読み終わり、久しぶりに集中ができて驚いた。本当に私は集中力がどんどん落ちていっているのだと改めて思った。